ユット君と空色の日々

妊娠・出産・育児のブログ

おっぱいにサヨナラの日

いつかは、いつかはと言いつつ、先延ばしにしてきた卒乳の日。

先日ユット君の1歳6ヶ月健診を受けに行き、やっと決心がつきました。

突然のストップではユット君のショック(私のショックも)が大きいと思い、小道具を作成。と言っても、なんてことはない、A4の紙に書いた、ただの表です。

縦に3行、横に5列で15個のマスをつくり、14個にはニコニコマークを書き込みます。そして、最後の1個にはすっぱそうな表情の顔を記入。

ユット君にもわかるよう、おっぱいを1回飲むごとに1個ずつ、ニコニコマークに✖️印をつけていきます。そして、最後のニコニコマークに✖️がついたら…おっぱいにお酢をぬり、ユット君が嫌がって飲めないようにする、という計画です。

そしてとうとう、最後のニコニコマークに✖️をつける時がやってきました。
これで最後なんだ…と思ったらものすごく寂しくて、ユット君におっぱいをあげながら涙がホロリ。ユット君と触れ合える授乳の時間がどれほど大切だったのか、改めて思い知らされました。

ユット君はというと、「美味しいおっぱいはこれで最後なんだよ。お母さんのおっぱい、すっぱくなるからね。」と言っても、キョトンとした表情。やっぱり言葉で伝えるのは難しいですね。

その後は公園でユット君を心ゆくまで遊ばせ、帰宅。するとユット君がいつものようにおっぱいを欲しがるので、覚悟を決めてトイレに駆け込み、お酢をおっぱいにシュッシュッ!深刻な顔でユット君の前に現れ、「お母さんのおっぱい、すっぱくなっちゃった…」

ユット君はやっぱり言葉の意味がわからないようで、いつも通りおっぱいを口に含みました。チュパ、チュパ…と2回ほど吸ったところでおっぱいを口から離すと、みるみる泣き顔に(;ω;)その後は火がついたように泣き叫び、床に転がって手や足をバタバタさせていました。

それを見てなすすべなく、私も号泣。しばらく二人で泣いていましたが、ふと我に返ってオモチャで気をそらすことを思いつきました。

そして、最近買った真新しいオモチャの箱を開けると、ピタッと泣き止みオモチャを注視するユット君。そしてそのままオモチャで遊び始めたではありませんか!

マジか!?おっぱいもう諦めたの!?と私の方が未練たらたらですw

その後しばらくしてユット君がまたおっぱいを欲しがりましたが、その時はお酢の臭いを嗅いだだけで嫌気がさしたのか、おっぱいを咥えることなく諦めてくれました。お酢、グッジョブ!

ただし、困ったのは寝る前です。添い乳でそのままねんねするのが日課になってしまっていたユット君。おっぱいはすっぱくなったのが分かるので飲もうとはしませんが、なかなか寝付けずに大泣き。抱っこしたり、子守唄を歌ったり、本を読んだり…最後には車に乗せて1時間ほどドライブし、ユット君が寝付いたのは真夜中の12時でした。

私も辛いけど、ユット君はもっともっと辛かったと思います。おっぱいにかわる安心材料が早く見つかるといいのですが…

それにしても、我が子が泣いているのを長時間見ているのは辛いですね…何度も心が折れそうになりました。

いつか今日の事を懐かしく感じる日が来るんだろうか…。今はまだ、切なさと格闘中です。

ドキドキの、1歳6ヶ月健診

気がつけばユット君も1歳6ヶ月を過ぎ、定期検診の日がやってきました。

今年はコロナの影響なのか、保健所が忙しいらしく、予定より1ヶ月遅れでの受診となりました。

今までの健診とは異なり、今回は1歳6ヶ月健診を受ける子たちが一同に保健センターへ集まります。

そうは言っても、受付時間があらかじめ指定されていたため、そこまで大勢の子はいないだろうと思っていたら、病院の待合室並みの混み具合でびっくり。心の中で、うわ!いっぱいいる!!と叫んでしまいましたw

ユット君は今、保育園には通っておらず、昼間はもっぱら私と2人きりです。自分と同じくらいの子がたくさんいる場に慣れていないので、初めのうちは大人しく、借りてきたネコ状態でした。

また、私自身も親御さんが大勢集まっていらっしゃる場所には慣れていないため、ド緊張w

辺りを見渡すと、広めの待合室に長椅子がいくつも並んでおり、お母さんに大人しく抱っこされている可愛い子ちゃんたちがちらほら。靴を履いて歩いている子もいますが、みんな落ち着いていて、走り回っている子はいません。

すごい…..ユット君なら、こうはいかない(;´д`)

私は抱っこ紐でユット君を抱っこしたまま、順番を待つことにしました。(私以外に抱っこ紐を使っている方は見当らず、ちょっと恥ずかしかった;)

さて、まず最初に呼ばれたのは、歯科検診の部屋です。持参するように指示されていたバスタオルを先生の膝に敷き、そこにユット君の頭を乗せて検診がスタート。なのですが、泣いて嫌がるユット君。私が両腕を押さえて固定し、なんとか全ての歯を見てもらいました。虫歯はなし。でも、上唇小帯(じょうしんしょうたい)に異常があるとのこと。上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは、上の唇を反転させたとき真ん中あたりにある、唇の粘膜と歯肉との間を結ぶ膜の部分をいうようです。歯磨きをする時にここが当たると、すごく痛いので気をつけてあげて下さいと言われました。どんな異常なのかはハッキリと言われなかったのですが、腫れたり傷ついたりしてたのかな;?ごめんよユット君(´;Д;`)

ちょっと落ち込んだまま部屋を出ると、ユット君がそわそわし始めました。歯科検診の時に抱っこ紐は外してしまったので、暴れられると抱っこしていられません。とりあえず長椅子に座りましたが、ユット君行動開始。私の腕をふりほどき、何処へ行くかと思ったら、会場外の階段を目指している様子。慌てて追いかけ、捕獲。もがいて抵抗するユット君。近くにいた係のお姉さんが、「ここにアンパンマンいるよ〜」と声をかけてくれますが、見向きもせず。お姉さん、「あれ〜、アンパンマン好きじゃないかな〜」と困り顔。うぅ…すみません;

そんなこんなでしばらく格闘していると、次の部屋に呼ばれました。係のお姉さんとテーブルを挟んで向かい合い、事前に提出してあったアンケートに沿ってお話しします。そのあいだ、積み木がユット君の目の前におかれ、度々「できるかな〜?」と声をかけられるのですが、指先でいじりはするものの、積み上げることはしませんでした。家では楽々3つくらい積み上げるのですが、緊張していたのかな?
そのあと、犬や車、ボール、猫、電車などの写真が貼ってあるパネルが出され、お姉さんがひとつずつ、「ワンワンどれかな?」などと聞いてくれるのですが、ユット君は別のことに気を取られているらしく、なかなか反応してくれません。唯一、「ボールどれかな?」と聞かれた時だけ、私の手を取ってボールの写真に触れさせました。(自分で触れないんかい!w)

次は、身体測定です。オムツ1枚の状態で、測定室へ。ここでもユット君、泣き叫び大暴れ。3人がかりで何とかじっとさせ、測定。身長も体重も、順調に増えていて一安心です。

その次は、内診です。聴診器で胸と背中の音を聞かれます。また、ここでも積み木が用意されていましたが、やっぱり積み上げず。気分が乗らなかったようです。

これで一通りの健診が終わったのですが、私はユット君の偏食と、ことばの発達についての相談を希望したので、それぞれ栄養士さんと心理療法士さんにお話を聞くことができました。そして、最後に歯磨き指導を受けておしまいです。

受付からここまでにかかった時間、3時間!!いやー….疲れた(ー ー;)

ユット君はというと、ことばの発達についての相談を終えたあと、おっぱいが欲しくなって大泣きです。仕方なく授乳ケープを使って待合室で授乳すると、そのまま眠ってしまいました。腕で抱えたままだと辛いので、抱っこ紐があってよかった…。

それにしても、おっぱい飲んでる子なんて、いないなぁ。ふと見ると、ユット君が以前、一口も飲んでくれなかった『やさいジュレ』をお母さんの膝で美味しそうに飲んでいる子がいるではありませんか。すごいなぁ〜と感心してしまいました。

それでもやっぱり、我が子が一番かわいいなwゆっくりでいいから、これからも健康に、逞しく成長していってほしいものです。

今日のユット君(床掃除)

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教えてもいないのに、クイックルワイパーを使いこなすユット君。
すごい!床めっちゃ綺麗になる!!と思ったのも束の間、装着してあったドライシートを器用に引き剥がし、スイスイ〜を続行。
結局ちりやほこりを撒き散らしただけでした;