出産の痛み、実体験！

初めての妊娠、初めての出産。
不安なことは多々ありましたが、やっぱり、出産の痛みがどれだけのものなのか⁈それが1番の気がかりでした。
「案ずるより産むが易し」なんて言葉がありますが、心の準備くらいはしておきたいですよね。
そんな訳で、今回は私が実際に出産した時の痛みがどんなだったのか、一例として紹介したいと思います。
そんなの聞いたら逆に怖くなっちゃう>_<‼︎という方はスルーしてくださいね。
結論から言えば、「大丈夫。なんとかなる。」です！

さて、皆さん。出産の痛みの例えで、「鼻からスイカ」というのを聞いたことはありますか？
非現実的すぎてピンときませんよね。出産を経験した今でもピンときませんw
私、出産する時って、赤ちゃんが産まれる瞬間だけものすごく痛いんだと思っていたんですが、違いました。
ここからは私の実体験です。

朝6時、初めの陣痛がきました。最初は生理痛に似た軽い痛みだったので、「あれ？これ陣痛？」くらいな感じでした。それが20分おきに起こるようになり、10分おきに起こるようになり…朝8時、病院に連絡して「いざ、出産‼︎」と家を出ました。
母に病院まで送ってもらっている車の中、規則正しく陣痛がくるのですが、この時すでに、結構痛いです。「うっ、きた！」と身構える感じです。ただ、痛みを感じるのはほんの数十秒ですし、まだ余裕があります。「今日はいい天気だなぁ」なんて窓の外を眺めたりもできます。
病院に着いて、分娩室に入る前の待合室に通され、服を着替えます。
ベッドに横になり、看護師さんに体調のチェックなどをしてもらいつつ出産の時を待ちます。
そうこうしているうちに、陣痛がどんどん強くなっていきます。
朝10時、陣痛が来る度に固く手を握りしめ、必死に痛みを我慢するほどに。この辺りから、本格的に痛みとの闘いが始まりました。陣痛と陣痛の間は波のように痛みが引くのですが、数分後にはまた痛みがきます。痛みがくるたびに体を固くしてこらえなければならないので、だんだん嫌気がさしてきました。この時思っていたのは、「痛い！疲れた！早く産んじゃいたい！」でした^^;

そして、午後2時。子宮口が開いてきたため分娩室へ移動。陣痛もさらに強さを増します。まるで、ナイフで刺されているような痛み。陣痛がくると、じっと我慢することができず、体を捩ったり呻いたりしながら何とかやり過ごす、といった感じです。この時もひたすら、「早く産みたいー！早く産みたいー！」と念じていました。
にもかかわらず、陣痛との闘いはその後も9時間以上続き、ようやく出産に漕ぎ着けたのは夜11時になろうという時でした。
さて、ラスボス、赤ちゃんを産み落とす瞬間の痛みはというと…確かに痛いです。痛いんですが、それまでに味わってきた陣痛よりも、ちょっとだけ痛いかなぁ、というくらいです。散々陣痛を味わった後なので、この時にはすでに、体が痛みに慣れてしまっているんですね。なので、必死になって力み、声を上げながら、『あー、やっぱり産む瞬間が1番痛いのかぁー』と頭の中で考える余裕がありました。

そんなわけで、私が経験した出産の痛み。最後に赤ちゃんを産み落とす瞬間の痛みより、陣痛との長期戦のほうがしんどかった。でも、陣痛は徐々に痛みが強くなるので、体がちゃんと痛みに順応してくれます。なので、怖がらなくても大丈夫！何とかなります^ ^これから出産に臨む方、ファイトです‼︎