満月の日には出産が多くなる？

満月の日には出産が多くなる、という話、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

こういった言い伝えは日本だけでなく世界中にある様ですが、残念ながら、月の満ち欠けと出産との関係が科学的に証明されているわけではないようです。
ですが、「やっぱり関係あるんじゃない？」と思ってしまうような、面白い見解もあります。
それは、月の引力が羊水に何らかの影響を与えているのではないか、というものです。

月と地球の間には引力が働いていて、これが潮の満ち引きに関係していますよね。
潮の満ち引きの差が最も大きくなる日、すなわち、月の引力が最も大きくなる日を大潮といい、この大潮が、満月と新月に当たるんだそうです。
そして、お母さんのお腹の中で赤ちゃんを守っている羊水ですが、なんとこれが海水と似た成分で成り立っているのだとか。「母なる海」なんて言葉がありますが、赤ちゃんはお母さんのお腹にある海の中で、生まれる時を待っているんですね。

さて、私がユット君を出産した日ですが、それがちょうど新月の日でした。
科学的な根拠はないとしても、月の引力が赤ちゃんが生まれるのを助けてくれるのかと思うと、なんだか素敵です。