ユット君と空色の日々

妊娠・出産・育児のブログ

不妊治療のこと

結婚当初から妊娠を望んでいたにもかかわらず、1年たっても子供を授からなかった私。
もしかすると、何らかの問題があるのかもしれないと思い、夫婦で不妊治療を行なっているクリニックへ検査をしに行きました。

結果は、夫婦そろって特に問題はなし。
ただ、私に若干、「多嚢胞性卵巣」の気があるとのこと。
通常の月経周期では、排卵に向けて数十個の卵胞が育ち始めますが、最終的にはその中の1つが大きく成長し、排卵されるそうです。
ところが、多嚢胞性卵巣の場合は、排卵に向かう卵胞が定まらず、どの卵胞も十分に成長することができないらしいのです。
いろいろと悩みましたが、やっぱり専門の先生に診てもらうのが妊娠への近道だ!と思った私は、検査をしてもらった不妊治療のクリニックに継続して通う事にしました。

私がどのような治療を行っていたかというと、まずは、卵胞の成長を促す薬を飲みます。
そして、定期的にクリニックへ通い、卵胞の育ち具合をチェックしてもらいます。ある程度卵胞が大きくなると、先生が排卵日を予測してくださるので、それに合わせて夫婦でタイミングをとります。
その数日後、クリニックへ行き、きちんと排卵できたかを確認します。その時にまだ排卵できていなければ、排卵を促す注射薬を打ち、また夫婦でタイミングをとります。
その繰り返しです。

治療を行なっている期間は、毎月生理が来るたびに落ち込みました。自分のお腹に子供が宿ることなんてあるんだろうかと、悲観的になることもありました。なので、妊娠が分かった時の嬉しさといったら。今思い出しても、泣きそうになります。神様にも、クリニックの先生にも、そして、頑張った自分にも夫にも、感謝です。