ユット君と空色の日々

妊娠・出産・育児のブログ

『さるぼぼ』のご利益と胎児ネーム

飛騨高山の名産品さるぼぼ。真っ赤なお顔が特徴的ですが、飛騨の方言では、「さる=猿」、「ぼぼ=赤ちゃん」なんだそうですね。猿は音読みで「エン」、訓読みで「さる」と読みます。「エン」には「良縁」や「家庭円満」の意味、「さる」には「病が去る」「災いが去る」という意味がかかっているそうです。

私はユット君を授かる前、飛騨高山にほど近い下呂温泉を訪ねた事がありました。ちょうど妊活に励んでいる頃で、子宝祈願にさるぼぼをゲットするべく、温泉街にあるお土産屋さんに入りました。その名も、「さるぼぼはうす」。これはもう、入るしかありませんw

店内に入ると、さるぼぼがずらり。大中小様々な大きさのさるぼぼが並びます。驚いたことに、赤色以外のさるぼぼもいるではありませんか!しかも、色ごとに込められている願いが異なるんだとか。青、緑、黒、黄色、ピンク、紫…そして、ありました。子宝運、オレンジ!
オレンジ…オレンジかぁ〜。うーん…でもやっぱり赤色が気になる…赤が私を呼んでいる気がする…。ということで、散々悩んだ結果赤色のさるぼぼを買いました。ちなみに、赤色のさるぼぼには夫婦円満や安産、子供の成長祈願などの願いが込められているそうなので、きっとこっちでも大丈夫!

そしてその2ヶ月後、ユット君を授かったことが判明。私はさるぼぼちゃんに手を合わせてお礼を言いました。それからというもの、このさるぼぼちゃんが愛しくて愛しくて。ユット君の名前を正式に決めるまでは、お腹の中の赤ちゃんを「ぼぼちゃん」と呼んでいました。いわゆる、胎児ネームというやつですね。

この時のさるぼぼちゃんですが、ユット君のお産の際も、しっかり病院に持って行きました。安産…というには時間がかかりすぎましたが、母子共に健康な状態で出産することができたので、これもさるぼぼちゃんのご利益かもしれません。さるぼぼちゃんは今も変わらず我が家に居ります。これからもユット君のことをどうか守ってくれますように。

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